インプラントは、ブリッジや入れ歯にかわる最先端の治療です。 抜けてなくなってしまった自分の歯の代わりに、あごの骨に埋め込む人工の歯根のことです。患者様の歯に変わる「第2の永久歯」として活躍してくれます。
インプラント
インプラントとは
インプラントは、別名「人工歯根」とも言い、失った歯の代わりに顎の骨に直接、チタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着して歯の機能・かみ合わせを回復させてくれます。
チタンは強度、耐腐食性、加工性いずれも非常に優れた金属であり、人体に拒否反応を起こすことなく骨に結合する性質があることが証明されています。顎の骨とインプラントが結合し、噛む力や耐久性も元通りになるので、天然の歯とほとんど同じような感覚で噛むことが可能になります。
※当院では毎週金曜日に無料相談を実施しています。お気軽にご相談ください。
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インプラント体があごの骨にしっかりと固定されているため、天然の歯とほとんど変わらないしっかりとした噛み心地に回復できます。そのため歯を失い、咀嚼力の低下で歯から顎への刺激が減り、顎が痩せてしまう等の問題も起こりません。
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人工歯根の上の支台部をいろいろ選択できるため、 これを歯茎の下に隠れるよう設計でき、外からは人工歯冠しか見えないよう審美的に自由自在のお好みの人工歯冠を取り付けることが可能です。
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インプラントには入れ歯のような「ぐらつき」や「がたつき」「すぐ外れる」といった心配はありません。ご自身の歯のように楽しく食事ができ、ゆとりをもっておしゃべりを楽しむことが出来ます。
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歯を失ってしまった場合、従来の方法ではブリッジによる修復が行われていますが、この場合は隣の歯を削る必要があり、どうしても負担がかかってしまいます。インプラントは単体で治療できるため、そのようなデメリットが解消されます。
さまざまな治療法
case1歯を一本失った場合
失った歯が一本の場合、ブリッジの場合は健康な歯を削って治療しますが、インプラントの場合は健全な歯を傷つけることなく治療をおこなうことができます。
case2歯を数本失った場合
従来までは、局部的な入れ歯を用いて治療を行っていましたが、インプラントを何本か用いて治療を行います。入れ歯を固定するための金属のバネによる違和感はもちろんないため、見た目も機能も非常にすぐれています。
case3歯を全て失った場合
従来までは総入れ歯を使用しなければなりませんでしたが、インプラントの技術が発達したおかげで、入れ歯のような煩わしさ、不便さから開放されます。
インプラント治療は従来の入れ歯やブリッジに比べ、とても快適な治療法です。しかし、インプラントにしたからと言って、一生使えるというものでもありません。天然の歯と同様、日頃の正しい歯磨き・歯周病へのケアがなければ、せっかく高い費用をかけて治療しても抜けてしまいます。 大切なことは、歯を維持させる正しい知識とメンテナンスです。そもそも歯を失ってしまった原因を理解し、長期間維持できるように頑張りましょう。